中国四国鉄道旅

リンク集

1. 中国四国鉄道旅 行程

行程(簡易版)

1日( 1): 長野→名古屋→奈良→新今宮→和歌山→(南海フェリー)→徳島
2日( 2): 徳島→高松
3日( 3): 高松→丸亀→琴平→高知
4日( 4): 高知→窪川→宇和島→松山
5日( 5): 松山→今治→(しまなみ海道)→尾道→福山
6日( 6): 福山→尾道→呉→広島
7日( 7): 広島→宮島→広島→備後落合→宍道→出雲
8日( 8): 出雲→松江→境港→米子
9日( 9): 米子→倉敷→岡山→姫路→名古屋→長野

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2. 中国四国鉄道旅 詳細計画

1日( 1): 長野→名古屋→奈良→新今宮→和歌山→(南海フェリー)→徳島

長野→名古屋

長野→名古屋と始発で移動する。塩尻で普通列車飯田行中津川行で待ち合わせを行うため,松本で下車することは不可。これを逃すと松本1030→1254中津川まで後続列車はなし。

名古屋→奈良

名古屋で飯を購入する。または,中津川,多治見で飯を購入して食べてもよい。

中津川1117→1234名古屋,瑞浪1204→1257名古屋がある。

奈良 観光

奈良滞在想定: 16:00~18:20

京都や大阪を観光するのが定番だが,今回はあえて奈良観光を提案する。

奈良は自転車があってもそこまで邪魔にならなく,奈良公園の鹿や東大寺などの神社・仏閣も気軽に散策できる点がよい。

奈良→大阪

奈良観光以降は和歌山でフェリーに乗るまで自由に観光してよい。

奈良からは天王寺まで所要時間36分の大和路快速を利用することを想定しているが,南海線を利用できる難波や新今宮,橋本までたどり着けばどのように行ってもよく,阪和線や和歌山線で和歌山まで行くのもアリである。

難波→和歌山

和歌山までは阪和線で行っても南海線で行ってもよいが,好きっぷを利用する場合,南海線で行くのがよいだろう。(しかし,好きっぷの場合,特急サザンとの乗り継ぎができないきっぷだと,南海線の乗車分が無料にならない可能性が高い)

なお,堺にある古墳が見たい場合は,三国ヶ丘で下車すればよい。そこが大仙陵古墳(仁徳天皇陵・大山古墳)の最寄り駅である。

和歌山 観光(夜)

和歌山市を観光する場合,和歌山駅か和歌山市駅で下車後,和歌山城か和歌山ラーメンを堪能することとなるだろう。また,ぶらくり丁と呼ばれる繁華街もあるので,そこのドン・キホーテで時間をつぶすのもよい。

それ以後フェリーに乗る場合は,和歌山港まで自転車で6km程走破して行く必要がある。

和歌山駅→和歌山港(5.0km): 24分

和歌山→徳島

和歌山→徳島は南海フェリー(リンク先で時刻表確認可)を利用する。

徳島は夜の街が大変賑わうため,深夜便より早く徳島に上陸して,夜の街散策を楽しむのもあり。また,深夜便で2時間の睡眠を満喫するもよしである。

徳島 観光(夜)

夜の徳島観光では,両国橋より南側,紺屋町のエリアを散策することがメインとなるが,基本的には飲み屋などが多くお金がないと楽しめないお店が多いので,その点注意である。

おすすめは,徳島ラーメンのお店(徳島ラーメン 東大など)のお店が深夜4時まで営業しているので,そこで時間をつぶすか,公園やネットカフェで寝るのがおすすめである。

徳島天然温泉 あらたえの湯は深夜1時までやっているが,翌朝8時からも営業しているので,入るのもよいだろう。入浴料700円。

徳島港→徳島駅(4.5km)


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2日( 2): 徳島→高松

徳島 観光

徳島滞在想定: 600~1230

徳島市内の観光は,阿波踊り期間に訪れるのが一番ではあるが,年中通して阿波踊り会館にて阿波踊りを見ることができるので,阿波踊り会館がおすすめだ。

また,阿波踊り会館の近くからロープウェイを用いて眉山に登ることで夜景を楽しむことができる。

徳島駅の後ろには,徳島城跡があり,自然豊かな徳島中央公園もあるので,そこを散策するのもよい。名物はすだちと徳島ラーメンで,豚肉やもやしの入ったラーメンに生卵を入れて食べるのが特徴である。

時間があれば鳴門観光をするのもよい。

参考 鳴門 観光

鳴門に来たなら鳴門の渦潮を見ていくとよい。ただし,渦潮の発生時間に注意する必要があるので,潮見表を見てから訪れよう。

9月2日の大潮は9:50である。

鳴門→潮の道(8.5km): 37分

徳島→高松

徳島―高松間の在来線普通列車は本数がかなり少ないので,注意。特に板野―引田間の本数が少ないので,途中下車する場合は,先にこの区間を越えておく必要がある。

以上の問題を解決する方法として,特急の利用がある。期間限定で,スマート四国チケットレスがあり,450円で高松,徳島,高知,松山発着の特急50キロ以内の指定席特急料金が450円となるので,お得である。自由席でも530円なので,安い。その他特急料金は次のサイトを参照。

途中下車する場合は,池谷(鳴門線分岐駅),三本松,志度,屋島,栗林が挙げられるが,屋島以外は特に駅近くに観光地があるわけではない。

一つ提案としては,引田駅から南にちょっと行ったところに翼山温泉というのがあり,400円で入れるようなので,行ってみたい。

徳島→高松 【高徳線】

列車名   特急うずしお 特急うずしお       特急うずしお       特急うずしお  
徳島 1230 1323 1423     1430 1523   1600 1631 1645  
板野 1248 1340 1439     1456 1539   1635 1712 1700  
引田 1359 1351 1450 1455     1550 1607 1654    
三本松 1418 1357 1456 1505 1544   1557 1618 1704   1716 1739
志度 1450 1414 1513 1538 1632   1614 1652 1748   1731 1838
屋島 1502 1420 1520 1550 1649   1620 1705 1801   1851
高松 1523 1430 1530 1606 1706   1630 1728 1828   1744 1906

高松 観光(夜)

高松滞在想定: 1830~2330

高松のアーケード街は総延長が2.7kmで日本一長いアーケード街となっている。夜はそのアーケード街を楽しむことが主な観光となるだろう。

昼なら栗林公園があるが,夜の場合は讃岐うどんを食べるくらいしかすることはない。しかし,夜20時を越えてくると,営業時間的に厳しくなってくるのと,割高な店が増えてくるため,うどんすら朝昼の方が望ましい。高松市街の南の方へ行けば仏生山温泉などもあるため,そちらに行って温泉でくつろぐのもまたよい。

快活CLUBは,高松中央通り店が一番安い(ナイト8hパック1550円, 土日+110円)。土日+220円タオルなしではあるが,高松福岡町店もある。瓦町店は高め。


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3日( 3): 高松→丸亀→琴平→高知

高松 観光

高松滞在想定: 730~1200

高松の朝の観光では,栗林公園散策と讃岐うどんを食べる予定。そして,アーケード街を散策したあと,高松駅より,琴平を目指すこととなるだろう。

栗林公園 入園料: 410円,営業時間: 530~1700

栗林公園の園内はかなり広いので,散策時間は1時間30分程かかると予想。朝730~830くらいには入園してしまいたいところ。

高松のうどん屋はさまざまな店があるので,その場で適当に考える。

ひとつうどん店で候補を挙げるならば,以前高松でお世話になった方のおすすめ店である松下製麺所がよいと思う。700~1500営業の日曜日が定休日である。

高松→琴平

丸亀滞在想定: 1238~1338

高松→琴平の移動は,琴平電鉄とJRの2択であるが,高知までの遠距離片道切符の場合は,JRの方が途中下車ができるため,JRを活用する予定。ただし,琴電で高松築港駅から琴電琴平まで乗ったほうが運賃は安くなる。

何時に高知入りするかにより,滞在時間や旅程は異なるが,もし余裕があれば丸亀で下車するのもよいだろう。丸亀でうどんを食べたり,丸亀城の散策ができる。また,温泉もある。

予讃線 高松→多度津,土讃線 多度津→琴平

※普通列車のみ記載

列車名     快速サンポート   快速サンポート     快速サンポート    
高松 1052   1113 1126 1213 1226 1252 1313   1326
丸亀 1130   1140 1208 1238 1308 1327 1338   1408
多度津 1135 1139 1146 1214 1243 1314 1333 1343 1358 1414
琴平   1157   1232   1331     1413 1432

上記によると,高松1126→1232琴平を用いるか,丸亀に寄る場合は,高松1113→1140丸亀,丸亀1308→1331琴平がよいだろう。

【参考】 丸亀 観光

丸亀は香川県の中では,人口11万人と第2の都市である。駅近くには,丸亀城がそびえたち,ドン・キホーテや快活CLUBもあるので,便利である。

琴平 観光

琴平滞在想定: 1413~1614

琴平にきたら,金刀比羅宮参り(公式サイト)が定番である。「ことひらぐう」と読むが,通称「こんぴらさん」なので,そちらの名で読んでもよい。

本宮まで785段もの階段があり,お参りするのが大変ではあるが,由緒正しき神社で香川県有数の観光地なので,是非行きたい。本宮までは20分~30分ほどで到達可能らしいので,お参りは余裕をもって1時間30分程度と見越している。

琴平→高知

琴平観光後は,徳島県の阿波池田駅や大歩危・小歩危を軽油して高知まで至るが,琴平―阿波池田間及び阿波池田―土佐山田間の普通列車本数が少ないので,狙っていく必要がある。

特急列車を利用する場合は,自由席を前提として,琴平―阿波池田は530円だが,それ以降琴平―大歩危・土佐山田は1200円となっており,土佐山田までの丁度100kmがコスパよいので,そちらがおすすめ。大歩危までの場合は阿波池田で分割することで,1060円となるが,ギリギリ50kmを少し越えた料金なので,コスパは悪い。いずれにしても,琴平―阿波池田間の坪尻という面白いスイッチバック駅や新改駅は逃すこととなるだろう。

土讃線 多度津―高知

※土佐山田―高知間の普通列車は,土佐山田で乗り換える際に便利な便のみ記載。

列車名   特急南風   特急南風     特急南風   特急南風   (普通列車終電)
多度津 1358 1447   1550     1654   1755 1559  
琴平 1413 1459   1602     1707   1806 1614
阿波池田 1509 1523   1631   1644 1735   1834 1706 1748
大歩危   1541   1649   1717 1752 土休日運休 1852   1825
土佐山田   1626 1648 1728 1733 1825 1833 1900 1929   2000
高知   1639 1713 1741 1802 1904 1848 1936 1943   2027

上記によると,普通列車のみで行く場合,琴平1413→1509阿波池田,阿波池田1644→1904高知か,琴平1614→2027高知となる。また,特急を活用するなら,琴平1602→1631阿波池田か,任意の南風で琴平→土佐山田と移動することで,早く高知まで行くことができる。

よって,1. 1200円で琴平1459→(特急南風)→1626土佐山田,土佐山田1648→1713高知,2. 530円で琴平1602→(特急南風)→1631阿波池田,阿波池田1644→1904高知,3. 普通列車のみ琴平1614→2027高知が候補となるが,1は特急料金がかかることと,琴平観光時間が短いこと,坪尻駅を逃し大歩危や阿波池田での途中下車ができないことが難点,3は高知に滞在する時間が短いことが挙げられる。

高知滞在時間は普通列車のみの場合,須崎→窪川間の普通列車が高知539発以外にないため,須崎→窪川間の1090円を特急課金する以外では高知観光がまともにできない点が問題である。2は3と1時間しか変わらないため,微妙。

おすすめは,特急に料金を払って3時間早く着くよりは,明日に1090円課金して高知での滞在を1107まで伸ばした方がよいと考えるため,3の普通列車利用がおすすめである。

高知 観光(夜)

高知滞在想定: 2030~翌030

高知観光は初めてのため,詳しいことは分からないが,かつおのたたきなどが名物である。また,はりまや橋も名所のうちの一つである。高知県の人はお酒好きな人も多く,飲み屋街ではおいしい魚やお酒が楽しめるようなので,そちらに行くのもよいだろう。また,路面電車も走っている点も魅力である。

安く泊まれるところは,快活CLUBが1店舗とファンキータイムがある。ファンキータイム追手筋店は駅から近いが若干値段がファンキーなので,注意。シャワーは別途料金が必要なので,近くの銭湯に入る方がよいかもしれない。快活CLUB 中万々店は若干遠いが,安定のサービスと値段である。

ファンキータイム 追手筋店, 快活CLUB 高知中万々店


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4日( 4): 高知→窪川→宇和島→松山

高知 観光

高知滞在想定: 730~1100

高知市街を観光する場合,必ず1,090円の用意が必要となるので注意。須崎→窪川間で別途1,090円にて乗車券560円&特急券530円分を購入することで,高知に1107まで滞在することができる。それ以外の場合は,539発窪川行きの始発普通列車に乗らないと予土線のしまんトロッコに接続しない。

高知観光する場合の名所の一つがはりまや橋と高知城である。少し離れたところまで行くと,筆山公園や桂浜(高知駅から12km先の景勝地)があり,桂浜は坂本龍馬像もある是非行きたいスポットではあるが,訪れるにしては遠く,時間もないので注意が必要。

高知→窪川

始発539高知発に乗るか,高知1107→1215須崎,須崎1222→(特急あしずり3号 1,090円)→1247窪川に乗るかの2択である。

窪川→宇和島

窪川→宇和島間において,土休日にはしまんトロッコが運行されていることがある。今回は,そのしまんトロッコの指定席券を取得したため,その列車に乗車することとした。

しまんトロッコは普通の車両に併設される形となり,実際にトロッコを楽しむことができるのは,土佐大正→江川崎の区間となっている。車窓は主に四万十川を楽しむことができるが,宇和島方面を向いて左側の方が景色がよいとのことであったため,左側を予約した。

予土線 窪川→宇和島

列車名 しまんトロッコ
窪川 1321
土佐大正 1354
江川崎 1446
宇和島 1557

宇和島 観光

宇和島滞在想定: 1557~1717

宇和島は愛媛県南部に位置する都市であり,人口は7.7万人程の愛媛県下第6位の都市である。南予の中では,一番の都市であり,鯛めしが名物である。また,みかんがよく採れる。宇和島城を散策するのもよいだろう。

宇和島→八幡浜→松山

宇和島から松山までは,時間との兼ね合いで考える。特急宇和海を利用すると,伊予大洲→松山で1時間ほど時間が短縮できるが,普通列車のみの企画乗車券では運賃が高くついてしまうため,基本は普通列車を利用していく。時間帯的に,内子線ではなく,下灘経由で行く普通列車が多いが,どちらの経路でも内子線が23分ほど乗り換え待ちで遅いだけなので,好きな方でよい,

八幡浜から大分県の臼杵か別府までフェリーで移動することも可能だが,今回はパスということになった。宇和島運輸フェリーの運賃は概ね3,500円程である。

宇和島運輸フェリー

予讃線・内子線
宇和島→松山

※普通列車のみ記載。

列車名          
宇和島 1717     1920  
八幡浜 1814 1819   2026  
伊予大洲   1848 1958 2050 2055
下灘   1938 || || 2138
内子   || 2025 2117  
松山   2025 2115 接続→ 2229

松山 観光(夜)

松山滞在想定: 2025~翌030

本数の少ない予土線を経由した影響もあり,松山到着時刻は遅くなるため,夜に観光できるところは限られてくる。

松山の名湯である道後温泉本館は,営業時間が2300まであるので,道後温泉街を散策したり,松山の大きな商店街である大街道を散策するのもよいだろう。また,名物である鯛めしを松山で味わうのもよい。

安い宿としておなじみの快活CLUBは,一応2店舗あるが,松山の繁華街に位置する快活CLUB 松山大街道店は,深夜パックが存在せず高めの値段設定となっているため,隣の東温市まで行ってそちらの快活CLUBに宿泊するのがよいだろう。ただし,こちらは松山市街地から10km程離れていて遠い点には注意。

快活CLUB 松山大街道店(シャワー有・タオル有 6h/1980+[220])
快活CLUB 愛媛重信店(シャワー無・タオル無 ナイト8h/1800+[110])


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5日( 5): 松山→今治→(しまなみ海道)→尾道→福山

松山 観光

松山滞在想定: 730~1200

松山は高松と並ぶ四国一の人口を誇る都市であり,人口は51万人程である。道後温泉や大街道,松山城を主に散策するとよいだろう。市街地の交通は路面電車などを持つ伊予鉄を利用するのが便利。道後温泉からは夏目漱石の小説である坊ちゃんをモチーフにした坊ちゃん列車が運行される。また,松山城へはリフトを使うのが便利である。また,松山市駅には駅ビルがあるので,そこの駅ビルにある観覧車を利用するのもよいだろう。

名物には,鯛めしやみかんジュースがでる蛇口などが挙げられる。また,今治タオルも販売されているので,お土産に買うとよいだろう。


道後温泉は夏目漱石の小説坊ちゃんの聖地としても有名だが,古い昔ながらの温泉も素晴らしい。是非本館やその他の別館にも足を運び温泉につかるべきである。

道後温泉 公式サイト 本館は入浴料: 420円,タオル: 200円

松山城は市街地にありながらかなり高いところにあるので,リフトやロープウェイを使った方が楽である。天守閣の入場料と合わせた料金表は次の通り。

松山城 公式サイト

区分 松山城天守観覧券 往復券 片道券 総合券
大人 520円 520円 270円 1,040円

松山→今治

松山→今治は45km程の距離があり,当初は自転車での移動を考えていたが,時間の都合上鉄道で行くことにした。特急を使う場合は,スマート四国チケットレスで450円となるので,特急を用いてもよい。特急を用いると約40分の時間短縮になる。

予讃線 松山→今治

列車名     特急しおかぜ   特急しおかぜ
松山 1126 1201 1221 1306 1326
伊予北条 1151 1240 1347
今治 1230 1319 1258 1426 1404

今治 観光

今治滞在想定: 1330~1410

今治は今治タオルや焼き鳥,焼豚玉子飯などが名物である。またしまなみ海道の起点として広島県の尾道までつながっている場所でもある。今回はしまなみ海道を行く際に今治→尾道で70km程あり,所要時間を5時間程度とみているため,今治滞在時間はあまりない。なお,人口は15万人程度で,四国の中では第5の都市である。

今治→(しまなみ海道)→尾道

今治→尾道を今回は自転車を活用して行くことにした。もちろん70kmのアップダウンある行程を夏に行うのは厳しい部分もあるため,鉄道で迂回したりフェリーを用いる方法もあるので,状況次第で選択すればよい。

今治→尾道: 72.8km(しまなみ海道↑671m)
[今治→尾道]: 4770円,6時間13分

今治→尾道自転車所要時間想定: 5時間30分

尾道→福山

尾道滞在想定: 1945~2030

尾道→福山自転車所要時間推定: 1時間20分

尾道→福山鉄道運賃: 420円

尾道→福山はそこまで距離が離れていないので,自転車で行っても鉄道で行ってもよい。

ただ,福山に行く前に尾道は観光名所としても素晴らしいところなため,商店街を軽く散策するなど,夜の尾道を楽しむのもよいだろう。自転車で行く場合,福山市の松永のあたりも栄えているため,松永のドン・キホーテに寄ったりする楽しみもあるだろう。

列車名            
尾道 1915 1947 2021 2046 2113 2139
松永 1924 1956 2032 2056 2123 2148
福山 1935 2007 2047 2107 2133 2159

福山 観光(夜)

福山滞在推定: 2120~2350

福山は広島県下第2の都市であり,人口も47万人ほどいる大都市である。夜に楽しめそうな都市のため,尾道から近くの快活CLUBに来る場合,福山まで来て宿泊するのも手だろう。

なお,快活CLUBは尾道近くに複数あるが,基本的に福山市内の店舗の方が三原店よりも安いため,そちらの方がよいだろう。

福山は基本的に駅の南側,昭和町のあたりが繁華街となっているので,そのあたりを散策すると面白いだろう。

快活CLUB 福山緑町店(シャワー有・タオル有 ナイト8h/1550円+[220円])
快活CLUB 福山東深津店(シャワー有。タオル無 ナイト8h/1550円+[220円])
快活CLUB 福山松永店(シャワー有・タオル有 ナイト8h/1550円+[110円])
快活CLUB 三原店(シャワー有・タオル有 ナイト8h/1800円+[110円])


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6日( 6): 福山→尾道→呉→広島

福山 観光

福山滞在想定: 730~1010

福山の観光地として手軽なのは,福山城である。駅の北すぐにあるので,時間がなくても観光できる。また,本来なら鞆の浦は大変景観がよく,古い街並みが残るためおすすめのスポットだが,駅から13kmほどあるため若干遠いのが難点である。また,福山はバラの名産地であり,バラが公園には多数埋まっている。

鞆の浦 福山市観光ホームページ

尾道 観光

尾道滞在想定: 1040~1230

尾道は景観の美しい観光都市である。昔は港町としても栄えていて,現在でもその街並みが残るのと,千光寺山から眺める絶景がまた見ものである。千光寺山を登るにはロープウェイを使うのが楽。ただし,運賃は500円するので結構高い。

千光寺山ロープウェイ

近くには三原もあるが,三原は鉄道における乗り換えの拠点という側面が強いため,今回は観光情報は詳しく記述しない。ただし,三原はコンパクトな都市であり,駅の近くにラムーやイオンがあるため買い物に便利な駅である。またたこが名物。

福山→尾道→呉

福山→尾道→三原の山陽本線は結構本数が出ているが,三原から竹原,呉方面へと行く呉線が,三原―広間で本数が少なく1時間に1本程度なので,注意が必要。途中うさぎと毒ガスの島である大久野島へと行ける忠海駅もあるが,残念ながら下車する余裕はない。

なお,今回は福山→廿日市の片道乗車券を使う。この乗車券は100キロを越す切符なため,途中下車が可能であり,かつ山陽本線と呉線で三原―海田市間での選択乗車が可能となる。山陽本線で三条(東広島)経由にしてもよいが,そちらは山しかないため,海沿いを行くほうが楽しいだろう。なお,福山→広島でもよいが,広島でも廿日市でも100→120キロ帯に属し運賃は同じため,より長い廿日市の方がお得である。

山陽本線・呉線 福山→三原,三原→呉→広島

※呉線の広→呉→広島間は,本数が多いため,三原方面から来て広で乗り換える場合の便のみ記載。

列車名                                  
福山 906 924 938 956 1017 1052 1114 1139 1212 1312   1353 1412 1431   1458  
尾道 927 943 957 1015 1037 1111 1134 1158 1231 1331   1413 1431 1450   1518  
三原 939 955 1010   1049 1124 1147   1246 1346   1428 1457 1504   1532  
【呉線】             快速     快速   (土休日運休)     (土休日運休)   (土休日運休)
三原           1132     1311   1408     1508   1557  
          1300 1303   1448 1502 1547 1601   1647 1702 1725 1726
            1316     1512   1611     1713   1739
広島             1353     1553   1703     1803   1826

呉 観光

呉滞在想定: 1520~1740

呉はかつて軍港として栄えた街であり,日本四大軍港都市の一つでもある。(他には横須賀,舞鶴,佐世保が軍港として賑わった) 戦艦大和が活躍した地としても知られ,現在でも街には,潜水艦の博物間やミリタリーショップ,海軍カレーの店などがあるので,散策したい。

呉→広島

呉→広島は1時間に2本以上は出ているので,その場での判断にお任せする。

広島 観光(夜)

広島滞在想定: 1830~2330

広島といえば,お好み焼きが名物として挙げられる。夜の散策となるので,商店街や街並みを楽しんだり夜の繁華街で食事を楽しむのもよいだろう。なお,広島ではお好み焼きのことを広島焼きとは言わないように。広島ではあくまであの形のお好み焼きが一般的なのである。

原爆ドームなどの散策は日中の朝に行うこととなりそう。

宿は,快活CLUBに泊まることを想定しているが,広島の市街地だと料金が高く,特に繁華街では深夜パックが存在しないこともあるため,郊外の五日市まで移動して,翌日の宮島観光に備えるのがよいだろう。

快活CLUB 広島本通店(シャワー有・タオル有 6h/1980円+[330円])
快活CLUB 広島中央通り店(シャワー有・タオル無 6h/1760円+[330円])
快活CLUB 広島横川店(シャワー有・タオル無 ナイト8h/1870円+[220円])
快活CLUB 広島祇園店(シャワー無・タオル無 ナイト8h/1870円+[220円])
快活CLUB 広島五日市駅前店(シャワー有・タオル有 ナイト8h/1800円+[220円])


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7日( 7): 広島→宮島→広島→備後落合→宍道→出雲

五日市→宮島

宮島までは朝早くからフェリーが出ているため,朝早めに出て宮島まで行く。

今回は青春18きっぷを活用して五日市→宮島口,宮島フェリーに乗るため,JR西日本のフェリーの時刻表に合わせる必要がある。

列車名                              
広島 552 625 658 705 724 737 750 806 821 835 900 915 929 936 1000
五日市 607 640 715 724 742 755 807 823 838 853 916 930 944 952 1015
宮島口 619 652 727 738 754 806 819 834 850 905 927 942 956 1004 1024
【宮島フェリー】                              
宮島口港 625 705 740 757 810 825 840 855 910 925 940 955 1010 1025 1040
宮島港 635 715 750 807 820 835 850 905 920 935 950 1005 1020 1035 1050

宮島 観光

宮島滞在想定: 810~1000

宮島には,有名な厳島神社があったり,日本三景(松島,天橋立,宮島)にも指定されている素晴らしい景色を堪能できる。店は主に10時から営業開始となる店が多いが,時間の都合上10時付近には宮島を出発しておきたい。

宮島ロープウェーは,片道1,010円,往復1,840円と結構高い。

宮島 公式サイト

宮島ロープウェー

厳島神社 公式サイト

JR西日本宮島フェリー

宮島を出るときには,10,25,40,55のパターンダイヤになっているので,それをもとにフェリー乗ればよい。

宮島→五日市→広島

宮島からの帰りも山陽本線の本数が結構あるので,適当に乗ればよい。

広島 観光

広島滞在想定: 1100~1300

広島観光の定番といえば,まずは原爆ドーム,平和記念公園が挙げられる。また広島城もあるので,そこを散策するのもよいだろう。

いずれにしても,広島での滞在時間が2時間程度しかないため,素早い観光が求められる。原爆ドームに行く場合は,横川駅で下車するのもよいだろう。

なお,広島電鉄を利用する場合,市内線は一律運賃190円であり,一日乗車券を利用すると,700円,一日乗車乗船券なら900円となる。

広島電鉄 一日乗車券

原爆ドームや平和記念公園の近くにある広島平和記念博物館によるのもよいだろう。

広島平和記念博物館(営業時間: 830~1800[季節により変動],入館料: 200円)

広島→三次→備後落合→木次→宍道→出雲市

せっかく広島から出雲まで移動するのであれば,普通に倉敷から伯備線を用いたり,新山口から山口線で益田まで行くような迂回路を用いるのではなく,ローカル線として名高い芸備線や木次線に乗車することを提案する。

三次―備後落合間の本数も少ないが,木次線はかなり少なく1日に2.5本しか備後落合―宍道間の運行はなされていないので,備後落合→宍道間は終電に乗って移動することとなる。遅れた場合には,最悪伯備線を用いるか,備後落合から東城を経由して新見まで行くルートもあるのでそちらで補完する。ただし,東城経由の出雲市終電は広島1105発であり,東城経由の場合米子あたりが限度となる。伯備線経由なら,広島1350→1633倉敷1637→2056米子2109→2229出雲市が終電となる。

出雲・松江 観光(夜)

出雲滞在想定: 2150~2330

出雲や松江の夜の街を楽しむ。出雲は17万人,松江は20万人程度の都市である。松江の方が夜の街は栄えているが,営業時間的に夜遅くまで営業している店は少ないため,あまり駅前でも遊べるような店はない。一応松江の市街地は松江城のあたりまで広がっているので,夜の散歩みたいなかたちになるだろう。出雲の方は駅前の大通りに飲み屋街が広がっている。そこで出雲そばを食べるのも楽しみの一つだろう。またドン・キホーテもあるので,安くお菓子や弁当などを買いたい場合には活用できる。イオンモールもあるが,夜2100までとなっているので,あまり遅くまではやっていない。

なお,玉造温泉に入りに行くのもよい。玉造温泉は日帰り温泉として,玉造温泉ゆーゆがあるが,そこの営業時間は2200までである。なお,それ以外の出雲駅前のランプの湯なども営業時間2200までであり,基本的に22時以降まで営業している店は少ない。

快活CLUB自体は出雲にも松江にもあるため,どちらで泊まってもよいが,明日は自転車をメインに散策する予定なので,出雲大社に近い出雲に泊まる方がよいだろう。快活CLUB 出雲店はイオンモール近く,快活CLUB 松江店は松江城の近くにある。松江店の方が駅前からは離れている印象である。なお,快活CLUBの場合シャワーはないので,適宜温泉に入る必要がある。

快活CLUB 出雲店(シャワー無・タオル無 ナイト8h/1550円+[110円])
アリカフェ 出雲駅前店(シャワー有[200円]・タオル無 ナイト8h/1880円)
アリカフェ 浜乃木店(シャワー有[200円]・タオル無・洗濯[無料] ナイト8h/1880円)
ドロシー 松江店(シャワー有・タオル無 6h/1380円)
快活CLUB 松江店(シャワー無・タオル無 ナイト8h/1550円+[110円])
アリカフェ 皆生店(シャワー有[有料]・タオル無 ナイト8h/1880円)
快活CLUB 米子店(シャワー有・タオル無 ナイト8h/1800円+[110円])


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8日( 8): 出雲→松江→境港→米子

出雲 観光

出雲滞在想定: 730~1020

出雲の名物は出雲そば,観光名所は出雲大社である。ただし,出雲大社までは結構駅から離れているので,一畑電車で行くか,自転車などを用いる必要がある。

出雲市駅から出雲大社までの距離は8.5km程であり,途中島根ワイナリーに寄っていくのもよいだろう。なお,一畑電車での運賃は500円である。

出雲大社以外にも,出雲大社のすぐ西側にある稲佐の浜や,北西へと海岸線沿いにいった先の日御碕もあるが,日御碕は結構遠いので厳しいだろう。

出雲大社 公式ホームページ

出雲→松江

出雲→松江自転車所要時間想定: 2時間

出雲から松江までは約30km程の距離をひたすら国道9号線沿いに行くこととなる。途中玉造温泉があるので,寄っていくとよいだろう。非常に面白い温泉街となっているのと,美肌の湯としても知られる一大温泉地である。また,宍道湖の景観も美しく,特に夜景は日本でも有数の美しさ。宍道湖は日本でも7番目に大きい汽水湖で,しじみが名物である。

玉造温泉 観光

玉造温泉滞在想定: 1200~1400

玉造温泉は島根の中でも有数の温泉地である。美肌の湯としても知られ,面白い温泉街となっているので,是非寄っておきたいところである。

玉造温泉 公式サイト

玉造温泉ゆ~ゆ(営業時間: 1000~2200,入浴料: 500円,月曜日定休)

松江 観光

松江滞在想定: 1430~1630

松江の観光名所といったら,国宝5城(姫路城,彦根城,松本城,松江城,犬山城)にもなっている松江城が挙げられる。また市街地から眺める宍道湖も最高だ。

松江城 公式サイト(営業時間: 830~1830[季節により変動],天守閣入場料: 680円)

松江→境港

松江→境港自転車所要時間想定: 1時間45分

松江から境港までは,べた踏み坂として有名な江島大橋を渡って自転車で行く予定である。約22km程あり,途中アップダウン(獲得標高84m)もあるので,1時間30分~2時間程度の所要時間となるだろう。

境港 観光

境港滞在想定: 1815~1900

境港はゲゲゲの鬼太郎の作者として有名な水木しげるの出生地であり,水木しげるロードがある。また,フェリー乗り場もあり,隠岐の島や韓国までの便が出ている。また,魚介類も獲れ,境港港ではいろいろな魚を食べることもできる。

境港→米子

境港―米子間は20km程離れているので,約1時間20分程度で着くことが可能だろう。特に急がないのであれば自転車で行ってもよいし,境線に乗ってみる場合は330円で米子まで行くことができる。

【参考】 松江→米子と行く場合

米子 観光(夜)

米子滞在想定: 2000~2330

米子は人口約15万人の鳥取県第2の都市である。弓ヶ浜の皆生海岸には皆生温泉があるので,興味があれば行くのもよいが,日帰り温泉でも少々お高めな印象がある。

駅前はそこそこ発展しているので,駅前で暇をつぶしたり,日吉津村の方にあるイオンモールで時間をつぶすのもよいだろう。

アリカフェ 皆生店(シャワー有[有料]・タオル無 ナイト8h/1880円)
快活CLUB 米子店(シャワー有・タオル無 ナイト8h/1800円+[110円])


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9日( 9): 米子→倉敷→岡山→姫路→名古屋→長野

米子→長野

米子から長野まで行くのは普通列車のみだとギリギリの時間となる。早起きして608発の伯備線始発に乗るのが望ましいが,寝坊してもせめて735発の終電には間に合うようにしたい。

岡山からの終電が1213,京都からの終電が1600,名古屋からの終電が1826となっているので覚えておこう。

倉敷 観光

倉敷滞在想定: 952~1155(1131が望ましい)

倉敷の観光を行うなら,米子からの始発にのり,952倉敷着となるため,1131か1155まで観光することができる。ただし,1155発だと,岡山での乗り換え時間が対面乗り換え1分となるため注意。

倉敷美観地区は駅からも徒歩圏内といえるほど近いので,1時間でも一応観光は可能である。なお,倉敷は岡山県下第2の都市で,人口は48万人程である。


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